静岡数学研究会
<日時>7月15日(土)14:00~16:45
次回以降 8月19日(土)、9月9日(土)、10月22日(日)
<会場>藤枝市文化センター 第3会議室
(藤枝市駅前2-1-5 , Tel:054-641-1111)
8章 ハミルトニアン行列 Rep.K氏&H氏
次の章では、今まで使われてきたブラベクトルとケットベクトルについての演算規則が整理されます。 このゼミの前に、メンバーから今までのベクトル解析とどう違うのか、私たちが共有している線形代数とどう違うのかという問いかけがありました。 J・J桜井の『現代の量子力学』では、第1章全体をこのベクトルの記述に充て、量子力学の本質を表現していると語ります。
ファインマンの量子力学も、ブラベクトルとケットベクトルを早くから導入し、スピンも早い段階からテーマにして、S-Gの実験を重要視しています。その点では、J・J桜井とファインマンは似ていると言えるでしょうか?ともあれ、このベクトルと通常のベクトルの演算との相違を明らかにしなければなりませんね!?…