静岡数学研究会
<日時>5月13日(土)14:00~16:45
次回以降:6月10日(土)、7月15日(土)
<会場>藤枝市文化センター 第3会議室
(藤枝市駅前2-1-5 , Tel:054-641-1111)
§7-5 スピン1/2の粒子の歳差運動 Rep.M氏
前回は、時間的な変化がなくて、ポテンシャルが非常に緩やかな場合には、古典論の考察と量子論による考察が一致すること、また、トンネル効果などについて学びました。
最後に「μ中間子」は現在では「μ粒子」と呼ばれるようになった理由を説明していただきました。
このテキストは展開が非常にユニークなので、どのように波動関数を導いているのかを、他の書物と比べてみました。『シッフ量子力学』、『趣味で量子力学』(広江著)、『ファインマン量子力学』です。3書とも、全く別の切り口から波動関数を導いていますが、それぞれになるほどと思わせる展開で、非常に説得的だなと思いました。時間があったら、次回レポートしたいと思います。